盆栽の季節別管理方法〜春の管理〜

こんにちはHello!!盆栽です。

今回は春の盆栽の管理についてご紹介したいと思います。春は新緑、開花の季節でもあるので、盆栽を始めたいという方もいらっしゃると思います。確かに盆栽を始めるのに適した時期ではありますが注意点もあるので、そちらも確認していただければと思います。

僕の体験談もあるので参考にしていただければと思います。

盆栽の置き場

盆栽の置き場はしっかりと陽の当たる、屋外に場所に置いてください。盆栽は一般的に葉が小さい方が「大木感」を感じられるので良いとされています。この新芽を出す春の時期にしっかりと陽を当てないと、ある問題が生じてしまいます。

僕が実際にした失敗なのですが、家の庭の日当たりの悪い場所に盆栽を置いていたところ、新芽が大きく成長してしまい、盆栽全体のバランスが悪くなってしまったのです。

そうなんです。実は春の芽が出る時期にしっかりと太陽の光を当てないと葉が大きくなってしまうのです。葉が大きくなってしまうとせっかくの大木感が失われてしまうのです。ではなぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?植物というのは、「光合成」を行います。そのためにしっかりと太陽の光を受けなければならないので、日陰にあると葉を大きくして、少しでも太陽の光を浴びようとするからなのです。

なので、僕みたいに春の時期に日陰におかず、しっかりと太陽の光を浴びれるような場所に置いてあげてくださいね。

*ちなみにもし、葉が大きくなってしまっても樹種によってはリカバリーできるので別の記事でもご紹介します。

水やり

春の水やりは難しいとされいます。実際に僕も何度も失敗しました。その理由が

  1. 冬が終わり、新芽や花を咲かせるのに根が活発的に動き始める
  2. 春の乾燥した風にあたり盆栽の乾きが早まる

のが理由として挙げられます。

僕の体験ですが、春の水やりの際、表土が湿っているので根腐れを恐れて水やりをしないことがありました。しかし、実際には鉢の中は乾いていて、枯れる寸前まで弱らせてしまったことがあります。表土が湿っているからといって鉢の中も水分が十分というわけではないので、重さなどを確かめて水やりを行うようにしてください。

春の作業

春の作業はいくつかありますが、主に植え替えの時期とされいます。根が活発に動き始めるので、この時期に植え替えをすれば根を切ってもまた伸びてくれるので、盆栽が元気でいてくれます。

実験も兼ねて春以外に植え替えをしたこともありますが、その際は根をあまり切りすぎないようにして植え替えをしたら基本的にはそのまま元気に育ってくれました。春の植え替えのように根を切ったこともありますが、やはり少し元気がなくなったように思います。なので、もし、春以外にどうしても植え替えをしたいと思ったら根はあまり切りすぎないようにしましょう。

その他には、施肥のタイミングでもあるのでホームセンターや盆栽園で肥料を購入し、施肥してあげてください。肥料については別の記事でも紹介していますので、そちらもご確認ください。

あとは道端の苔も良い色を出してくますので、苔の貼り替えをしても良いと思います。

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終わりに

いかがでしたでしょうか?春の盆栽の管理はなんと言っても水やりの大変さが一番なのではないでしょうか。毎日、しっかりと観察し、水やりをすれば誰でも管理は問題なくできると思うので、しっかりと観察し、水やりを行ってください。

そして、新緑や花の美しさを楽しみ、新たな盆栽の魅力を発見していただければと思います。

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