田舎育ちの人が都会育ちの人よりも身に付くある能力とは?

こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!

急ですが、皆さんの出身地はどこですか?高層ビルが立ち並ぶ都会?それとも自然に囲まれた田舎?

ちなみに僕は割と中途半端な感じで家の周りは自然が多く、車で15分ほど移動すると都会という、よく言えば美味しいとこ取りの場所で生まれ育ちました。

しかし、東京ではないので、学生の頃は東京に憧れてよく遊びにいってました。

それでも大人になるにつれて自然がある環境が大好きになり、今では地方で住んでいます。いわゆる「田舎」ですね。

最近では地方移住をする人も多くなっているらしいですが、実は田舎育ちは都会育ちの人よりもある能力が身に付くそうです。

田舎育ちの人は空間認識能力が高い

都会育ちと田舎育ちではどちらが良いのか。その議論はよく耳にすると思います。実際、置かれた環境の文化的・地理的特性は、その人の認知的特性に大きく影響することがいくつもの研究から明らかにされているようです。

実は都会育ちと田舎育ちではその後の人生にどのような影響があったのかまでは追跡されていなかったようです。

しかし、最近になり、田舎で育った人の方がナビゲーション能力が優れており、それは生涯にわたって影響があるということが、『ネイチャー』に発表されました。

それはなぜなのか?

整備されていない山や森といった複雑な地形の中で子どもたちが遊ぶには、俯瞰的視点を持ち、頭の中で、地形などの複雑な立体構造や自分の位置や状況などの身体性情報を処理していく必要があります。一方で、整備され直線的でシンプルな地形を持つ都市で育つと、それほど高度な処理が必要ありません。

引用:https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/「世界38カ国40万人の調査で判明」田舎育ちの人のほうが都会育ちより優れているある能力/ar-AAWjMBs

これはなんとなく分かりますね。僕の知り合いの山育ちの人には空間認識能力が高く、方向感覚が優れている人がいます。

空間認識能力の重要性と影響

この空間認識能力ですが、進化学の視点で見ても重要なようで、長い歴史の中で道具を作ってきた人間は必要な立体的形状を頭の中で思い描き、それを作成します。その時に重要になってくるのが空間認識能力のようです。

認知能力を数量的に測定する計量心理学による天才児研究で有名なジョンズ・ホプキンズ大学のスタンリー教授らの研究では将来の教育や職業における業績を正しく予測できることを示していて、空間認識能力が高い学生は、非常に優れたエンジニア、建築家、外科医になるとしています。

日本での調査

先述の調査では世界38カ国、約40万人を対象に調査したようですが、日本は含まれていませんでした。

しかし、日本では国際的な論文ではないものの、都会で育った子は学業テストのスコアが数ポイント高くなることが示されていて、自然の中で遊ぶ子は社会の中で生き抜く力(諦めない力やコミュニケーション力)を育むことを示しています。

うーん、悩ましいですね。どちらもメリット、デメリットがありますが、個人的にはやっぱり田舎育ちの方が惹かれるかな。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

都会でも田舎でもメリット、デメリットがあります。自分の子どもにはこうなってほしいという思いがある方は今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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