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日本に住んでいれば誰でも地震を経験したことがあるくらい地震大国でありますが、実は日本は火山列島でもあります。世界の活火山の約7%の111の活火山があります。
代表例でいえば富士山ですよね。富士山といえば大規模な火山が心配されていて昨年3月には17年ぶりとなるハザードマップの改定をされています。
今でも大噴火に備え、被害予測や避難計画の策定が進められています。
そして富士山火山防災対策協議会が富士山が噴火した際の新たな避難方針には富士山噴火に伴う溶岩流(マグマ)が噴火から3時間以内に到達する地域の居住者は11万6000人に及ぶと想定されました。
安全に避難するには正確に知る必要があります。富士山噴火で一体何が起こるのでしょうか。
1200度のマグマが流れる
先ほども挙げましたが、溶岩流は3時間以内に人の住む場所まで流れていきます。また噴石は数キロ先まで飛んでいきそれが直撃すれば命を落としかねません。
溶岩中の流れは人の歩くスピードと大差ないようですが、近くにあるものを次々と焼き尽くしていきます。なんとその温度は1200度ということですから手も足も出ません。
その溶岩流は富士急ハイランドや富士サファリパークにも、噴火から2時間で溶岩流が到達する可能性があります。
雁ノ穴火口付近には、年間100万人が訪れる道の駅富士吉田や東富士五湖道路があり、甚大な被害が懸念される。溶岩流は主要交通網にも流れ込み、国道138号には最短13分、国道139号には最短20分で到達する。新東名高速道路には1時間45分、東名高速道路には2時間15分、東海道新幹線には5時間で押し寄せる恐れがある。
引用:https://www.msn.com/ja-jp/news/national/富士山が噴火したら観光地はどうなる…ハザードマップandリアルシミュレーション/ar-AAWN2Bp
現実になれば日本の東西の行き来ができなくなるほどの被害となってしまいそうです。
東京都内でも安心できない
富士山噴火の影響は何も山梨県や静岡県に限った話ではありません。
噴火後には火山灰が降り注ぎます。山梨県や静岡県は50㎝ほど積もるとされていますし、神奈川県でも10㎝から29㎝で、東京、埼玉、千葉、茨城では2㎝〜9㎝積もるの可能性があると予測されています。
もちろん風の影響もありますが、決して油断はできません。ちなみに火山灰が10cm積もるとタイヤが空転して車に乗れなくなり、もし、火山灰が首都圏に届くと交通網が麻痺して物流や生産もストップします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
富士山噴火もそう遠い未来の話ではなさそうです。本当に噴火が起きれば日本に大きな影響をもたらすことになるでしょうから、事前に情報を知っておくことが大切です。