こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!
今日は「芸術テロリスト」として有名なバンクシーについて、その正体の輪郭を分かる範囲で皆さんに紹介したいと思います。
皆さんもご存知かと思いますが、バンクシーと言えば今まで何もなかったはずの場所に突然アート作品を描く有名なアーティストですよね。
バンクシー
バンクシーはロンドンを中心に活動しているとされています。バンクシーの作品は「反資本主義」「反権力」などのメッセージ性がある作品を残したり、メトロポリタン美術館、大英博物館などに無許可で作品を展示するなどのパフォーマンスが有名です。
バンクシーの作品は非公開で販売も行われています。(Pest control)
バンクシーの作品をオークションで落札後、すぐにシュレッダーにて裁断されたのです。その時、サングラスに帽子を被った男性がバンクシーではないのではないかとも言われています。
バンクシー 代表作を一部紹介
この作品はバンクシーが無名の時に描いたものだといわれています。社会的地位の低い若者の気持ちを表現しているとされ、チンパンジーが首から下げている看板には「Laugh now, but one day we’ll be in charge(今は笑え、でもいつか自分たちが取りまとめるようになる)」と書かれています。
こちらもバンクシーらしい作品ではないでしょうか。武器を投げつけようとしている少年の手には花束が握られています。暴力やテロに対するアンチテーゼとして、平和への祈りのメッセージが感じ取れる作品です。
この絵はバンクシーの代表作でもあり、赤い風船は希望の象徴であると言われています。シリアの少女をイメージして新たに書き直された作品が発表されました。
東京都港区の、日の出駅近くの防潮扉で見つかりました。こちらは本当にバンクシーの作品なのか議論されたことでも有名な作品です。
バンクシーの協力者がいて、その協力者の話によるとバンクシーは夜中に作業することはなく、工事中と偽り、誰も通れないようにして作品を描いたり、全く違和感なく街に溶け込み作品を仕上げるとのことです。バンクシーには今もエージェントやマネージャーがついているそうです。
バンクシーの正体
●イギリス・ブリストル出身の音楽グループの「マッシブアタック」との関係性あるのではないかと言われています。その理由がマッシブアタックのアメリカでのコンサートの前後にバンクシーの作品が街中に現れたからです。マッシブアタックはコンサートで否定していますが、「皆がバンクシーだ」とも発言しています。
●バーチャルバンド「ゴリラズ」の作品にバンクシーが関わっていることから「ゴリラズ」ジェイミーヒューレットがバンクシーなのではないかという説があります。
●こちらはニュースにもなったほどの情報ですが、バンクシーの友人などをたどってロビンカニンガムという人物がバンクシーなのではないかという説があります。ロビンカニンガムの友人のアパートのあとに入った女性はバンクシーの作品が捨ててあったと証言されています。
●ジャマイカの写真と一致していると友人が証言
以上がバンクシーの正体の候補です。どれも信憑性がありますが、実際のところは誰にも分かりませんね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。バンクシーという存在は希望を持てない人や世の中に不満を持つ人などが、すぐ近くに救いがある、希望があると思いたく、バンクシーの作品やメッセージに強く興味を持つのかもしれません。
バンクシーは「もし君が何かを言いたくて人に聞いて欲しいならマスクを身につけなければいけない」と語っています。
もしかしたら、バンクシーの正体は分からないままの方が良いのかもしれないですね。そうすればバンクシーの魔法はずっと続いていくことになると思います。