こんにちはBarney’s gardenへようこそ!
今回は前回に引き続き、オミクロン株のことについて皆さんに紹介したいと思います。
オミクロン株は日本でも3例目となる感染者の確認がされ、政府は過去14日以内に海外渡航歴のある人を対象に入院してもらうという措置を各自治体に要請しています。
そんななかまだまだ分からないことだけのオミクロン株について徐々に明るみになっていることもあります。
南アフリカでコロナ患者の治療にあたる医師がインタビューに応じたようなので、その内容を皆さんにお伝えします。
デルタ株とオミクロン株の違い
デルタ株は日本でも猛威を振るい、現在でも感染者が確認されています。重症かもあり、デルタ株が日本に流入した際には政府も国民もかなり警戒していました。
今回のオミクロン株でも警戒に関しては同じようですが、重症化が報告されていないという点ではデルタ株との違いを感じられます。
実際にコロナの治療にあたる医師は「デルタ株の感染者が病院に来たとき、すでに低酸素で入院が必要でしたが、今回、多くの患者は症状があり、検査で病院に来ますが、入院は必要ありません。」
と話しています。実際に南アフリカではデルタ株からオミクロン株に置き換わっているという情報もありますが、重症化の報告がされていないとのことです。
また医師は呼吸器の症状や重い肺感染症など、デルタ株患者で見たような低酸素の症状は、オミクロン株患者ではまだ見ていません。
とも話しています。
しかし、まだ、分からないことばかりのオミクロン株なので、「重症化しない」と決めつけるのは時期尚早なのかもしれません。
安心はできない「オミクロン株」
まだデータがない分、安心できないというのが現状のようですが、その理由が
もともと南アフリカは平均年齢が若い国で、その中でも若い人たちに急激に広がり始めたということなので、今の時点では症状や重症化について判断がまだ出来かねる状況ということのようです。
また、海外渡航歴のある人に関しても比較的、健康で若い人が渡航していることを考えると、「たまたま重症化していないだけ」と捉えることもできますね。
イスラエルではワクチンを3回接種した医師(69歳)がオミクロン株に感染したという報告もされています。実際に医師に聞くと
体調は回復していて、症状は喉の痛み程度だった。もし、同僚が陽性という結果を受けていなかったら気づかずにそのまま生活していたと思うとのことでした。
しかし、この医師の同僚は38度5分くらいの発熱があり、48時間高熱が続き、喉の痛みと筋肉痛も酷く、ベッドから起きあがれなかったという。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
まだまだ分からないことだらけのオミクロン株ですが、「重症化しない」という情報が勝手に一人歩きしてしまっては警戒感が薄れてしまうかもしれません。あくまで、現状、軽症や無症状が多いということだけなので、私たちはいつも通り、感染症対策を行っていく必要がありそうです。