「本当の自分はどこ?」なんて考えなくて良い!ニーチェの考え方が現代人に深く刺さる

こんにちはBarney’s gaedenへようこそ!

今回は世界も非常に人気のある哲学者のフリードリヒ・ニーチェ(1844~1900)の考え方がニューになっていたので紹介したいと思います。

ニーチェと言えばドイツの哲学者で「神は死んだ」「ニヒリズム」など、現代の私たちが考えるような考え方をすでにしていた方なので、名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

そんなニーチェの考えた方から現代の私たちに当てはまるようなことを紹介したいと思います。

なお今回はニーチェ自身の紹介は割愛させていただきます。知りたい方はインターネットで「ニーチェ」もしくは「フリードリヒ・ニーチェ」とお調べください。

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ | ブッククラブ回

多面性を愛する

ニーチェといえば「仮面を愛する」ということでも有名です。仮面=多面性を表していて仮面という言葉で様々な人格を表現しています。

実際、ニーチェは、その考え方だけでなく、彼自身も多面的で、さらにいえば、彼の知識論そのものも多面性ということを強調します。

現代の私たちも様々な仮面を持っているのではないでしょうか。そういった意味ではニーチェの考え方というのは現代の私たちにスッと入ってくると思います。

ニーチェは本当の人格と偽物の人格という発想がないので、自分自身のありのままをさらけ出すという発想がないわけです。

場面、場面で仮面を変える私たちですが、ニーチェはそれを良しとしていたのですね。僕なんかは正直、場面、場面で仮面を変えることに違和感を覚えていたので、少し救われた気がします。本当の自分をさらけ出すことが自分を表現することだと考え、無理していたのかもしれません。
いろいろな形でキャラクターを変えながら、“本当の私”をわかってほしいと言う人がいます。それは、せっかくニヒリズムだとか、多様性の時代だとか言っておきながら、自分に関しては多様性のないものを求めているわけで、せっかくニーチェが予言した路線に乗りながら、ニーチェ以前の発想を繰り返そうとしていることになるのです。
引用:https://www.msn.com/ja-jp/money/career/絶対を否定する「ニーチェ」が現代人に刺さる訳-19世紀に「多様性の時代」到来を予言した哲学者/ar-AAPgEsw

現代人の考え方のベースを作った?

周りの人に「この世に“絶対”ということはあるか?」と聞くと、もしかしたら多くの人は「ない」と答えたり「分からない」と思うでしょう。

ニーチェは絶対はなく、「人それぞれの正しさがある」とか「人それぞれの考え方がある」という考え方だったのです。

こういう考え方だったから世界的にも受け入れられたのかもしれませんね。そして、一般の人にまでニーチェと同じような考え方が広まったのではないでしょうか。

ニーチェの予言?

ニーチェの一番大きな主張である「次の2世紀はニヒリズム(虚無主義)の時代である」という考え方です。次の2世紀とはまさに今の私たちの時代です。

ここでいうところの“ニヒリズム”というのは、絶対的にこれが正しいとか、絶対的にこれが良いとか、絶対的な価値や基準、意味、目的といったものが、すべてなくなるということを意味しています。そういった絶対的なものが、20世紀に完璧に壊れて、21世紀になっても修復することができないというわけです。

事実、21世紀に生きる私たちは、誰もそんな絶対的なものがあるとは基本的に思っていません。だから、民族、文化、社会、あるいは歴史、いろいろな形でいろいろな違いがあったときに、すべてに共通の、これこそが正しいということを打ち出すことができないのです。

引用:https://www.msn.com/ja-jp/money/career/絶対を否定する「ニーチェ」が現代人に刺さる訳-19世紀に「多様性の時代」到来を予言した哲学者/ar-AAPgEsw

おわりに

いかがでしたでしょうか。

あまりニーチェのことを知らないという人も興味が出てきたのではないでしょうか。

まずは仮面ですが、場面場面で仮面を変えることに対して、悩むことは必要ないという考え方ですね。本当の自分をさらけ出すことができない人でも、仮面があれば大丈夫!

なんか少しホッとしますね。

そして絶対はないと考え、自分の考えに自信が持てたり。多様化する現代社会でその人のそのままを認めてくれるニーチェの考え方を参考にするのも良いのかもしれませんね。

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