あと数回の突然変異でワクチンの効果が減少!?CDCの警鐘とは?

こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!

今回はコロナウィルスの突然変異によるワクチン効果が減少する可能性があるとしてアメリカの疾病予防管理センター(CDC)が警鐘を鳴らしている件についてご紹介したいと思います。

現在アメリカでは感染力の強いデルタ株の影響もあり、新型コロナウイルスの新規感染者が急増していて、このまま感染が広がれば、ウイルスが複製され、危険な変異株が生まれるチャンスも高まるとされています。

そんな中でワクチンの効果が薄れていくとなるとかなり心配ですよね。

それではアメリカの疾病予防管理センター(CDC)の発表をみてみましょう。

アメリカの疾病予防管理センター(CDC)の発表

米疾病予防管理センター(CDC)は7月27日に記者会見を行い、以下の内容を発表しました。

米疾病予防管理センター(CDC)のトップによると、新型コロナウイルスはあとほんの数回の突然変異で今あるワクチンから逃れる恐れがあるという。

「こうしたワクチンは重症化や死亡からわたしたちを非常によく守っている。しかし、現れるかもしれない次の変異株 —— あとほんの数回の突然変異で現れる可能性もある —— がわたしたちのワクチンを逃れる恐れがあるというのが大きな懸念だ」とCDCのロシェル・ワレンスキー所長は7月27日の記者会見で述べた。

引用:https://www.msn.com/ja-jp/news/money/新型コロナウイルスは「あと数回の突然変異で」ワクチンから逃れる恐れも-——-cdcが警鐘/ar-AAMG7m7

次の変異株発生の危険性は?

それではアメリカの疾病予防管理センター(CDC)のトップはこの日の会見で以下のようにも話しています。

ただ、「今は幸いなことにわたしたちはそういう状況ではない」

現在では変異株が出てくる状況にはないとの見方を示していますね。しかし、デルタ株の流行によって、いつ新たな変異株が出てくるかやはり不安ですね。

感染の広がりが新たな変異株を生む

冷静に考えてみれば感染者が減れば変異株のリスクも減りますよね。現在、感染力の強いデルタ株の影響もあって、新型コロナウイルスの新規感染者数は、世界各地で増加しています。その多くは、ワクチンをまだ接種していない人だということです。

つまり、このまま感染が拡大すれば新たな変異株が発生しても不思議ではないということです。

ワクチンの接種スピードと感染の拡大どちらが早いのかが鍵になりそうですね。ペンシルベニア州立大学で感染症の進化を研究しているアンドリュー・リード(Andrew Read)氏は以前、「目下最大の懸念は、非常に多くの人々がウイルスを持っていて、非常に多くの変異株が生まれていることだ」と語っていたとのことで、やはり専門家からしたらかなり不安な状況であるということが分かりますね。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

このままでは新たな変異株が生まれて、現在のワクチンでは対応できなくなれば、また新たなワクチンを開発して、、、といたちごっこにもなりえますね。

とにかく感染を広げないことが大切なのですが、その空気感も現在の日本ではオリンピックによって薄くなっているような気がしないでもないですね。

やっと若年層にもワクチンを打てる機会がやってきたのにそれが新たな変異株には効かないとならないように一人一人が感染拡大を抑える意識を持つことが必要です。

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