こんにちはBarney’s gardenへようこそ!
今回は日に日に脅威が増しているデルタ株に対して、ワクチンの有効性が確認されたとのニュースがあったので、紹介したいと思います。
今回有効性を確認したのはファイザー社製のものですが、モデルナはどうなのかというのも気になるので、まとめてみました。
ファイザー製のワクチン2回接種でデルタ株への有効性を確認
アメリカの医学誌「ニュー・イングランド・オブ・メディシン」に掲載された研究結果によりますと、新型コロナの変異ウイルス「デルタ株」について、ファイザー製などのワクチンを2回接種すれば、イギリス型のアルファ株とほぼ同程度の有効性が得られると確認されたとのことです。
有効率は?
それでは具体的な有効率はどれくらいなのか見てみましょう。ちなみに1回の接種による効果は30%台のようですね。
ファイザー製のワクチンを2回接種した場合有効率はデルタ株は88%、アルファ株に対しては94%でした。
なかなか高い有効性がありますね。ちなみにアストラゼネカ製ではデルタ株に67%、アルファ株には75%と、いずれも有効性が確認されたとのことです。
モデルナの有効性は?
アメリカで認可されている3つのワクチン、ファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソン製がいずれもデルタ株に対して効果があることも伝えられていますが、ファイザー以外のモデルナ、ジョンソン&ジョンソンは今回のような具体的な数字は見つけられませんでした。
しかし、いずれも重篤な症状を防ぐ確率は高水準のため、ワクチンとしては機能しているとの評価ですし、デルタ株への効果に対しても一定の評価を得られているということなので、そこまで心配するようなことでもなさそうですね。
さらにモデルナは新たな変異ウイルスに対応した追加のワクチンの開発も進めていて、「今後もパンデミック対策を追求する」としています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
デルタ株に対して、不安に思っている方が多い中、少し明るい話題だったのではないでしょうか。
しかし、油断は禁物ですね。次の機会にご紹介しましが、新たに「ラムダ株」という変異種まで見つかっているので、そちらの方は別の記事で紹介したいと思います。
いずれにせよ、ワクチンがあるからと安心せず、日頃の感染対策をすることに変わりはありませんね。