こんにちはBarney’s gardenへようこそ!
今回はワクチン接種に関してデマや差別がある中で私たちに今必要なことはということで、6月29日(火)の「クローズアップ現代+」で放送された内容を紹介したいと思います。
職域接種が始まり、接種の関心が高まる中、私たちが心に留めておくべきことはなんなのか。また健康上を理由に接種したくてもできない人がいる中で社会生活に制限がかかってしまうのではないかという不安などもあります。
最近では子どものワクチン接種を進めようとしてる自治体もあるようですね。
今回はそういったワクチン接種に対して今度どのように向き合っていけば良いのかを考える良い機会になっていただければと思います。
子どもへのワクチン接種を考える
日本では約5人に1人が接種を終えましたが、約4割の人がワクチン接種を躊躇っているというデータもあります。ワクチン接種の多くは高齢者ですが、徐々に若い人の接種を進めていく方針が固められていますね。
岡山県総社市では子どもたちに接種にすることが決定しましたが、副反応や接種をしない子供がいじめられるのではないかという親御さんの不安もあるようです。
実際、保護者へのアンケートを行ったところ、今後の状況を見て判断するという方が5割にものぼるとのことでした。
国の方針はというと教育現場では現時点で説明会が難しい、同調圧力がかかってしまうという観点から子どもへのワクチン接種は推奨していません。
なんとなく不安という方も一定数いるというのは事実で、若い世代のアンケートでは周りの様子を見てから判断したいという方が多いです。
デマに関しては別の記事にまとめていますので、ぜひご確認ください。
海外のワクチン接種に対する意識は?そこから考える日本のワクチン接種
海外ではワクチン接種を促すCMなどもあるようですね。アメリカでは一人一人の不安を取り除く取り組みを重視しているようで、対話を通して不安に向き合うサポートなども積極的に行なっています。
番組では実際に相談の様子が流されていましたが、相談に乗る人は自分は感染しないという意見を持っている方に対して頭ごなしに否定はせず、話を聞きながら良いサイトを紹介するなどして不安に向き合っていました。
また、アメリカではワクチン接種に関する意識変化の調査を行ったようです。1月のデータでは消極的な人は6割いましたが、今では7割が肯定的に捉えているというデータが出たようです。明らかに取り組みの効果が出ていることが分かりますね。
そのように国内でも意思決定支援が大切なのではないかという考え方が出てきているようです。ワクチン接種の体験を共有するのも大切なのではないかと専門家も話していました。
接種したくてもできない人がいるという事実
番組では過去に脳梗塞が発症し、医師にもワクチン接種はしないほうが良い言われた方の紹介がありました。しかし、本人は将来的なことを考えるとワクチン接種をしないと就職に不利になってしまうのではないかという不安があるようです。
また、別の方の場合では、医師の助言に従い接種を見合わせたいと職場に相談すると解雇すると言われ、結局、職場をやめなければならない方も紹介されていました。
しない、できない人には何かしらの理由があるはずなので、その人の属するコミュニティでハラスメントが生まれない環境づくりが大切ですね。
海外でワクチン接種をしない人への対応
海外ではデジタルコロナ証明書がフランスで開発され、ワクチン接種だけではなく陰性の証明もしてくれます。そのような証明があれば、接種を受けた人と同様にイベント等に参加できる仕組みも構築されています。
また、EUでは国境を超えられるようシステムの運用を始まるようですね。
怖いのは接種しない人への差別
ワクチン接種をしない人は様々な理由がありますが、ある大学のアンケートでは「SNSで接種しない人を非難する投稿をした人」が10%もいたというデータもあります。
現段階で10%というのは多い気がしますね。
これは日本赤十字社が公開した動画の通りのような気がします。
おわりに
いかがでしたでしょうか。僕自身ワクチン接種に関してはあまり前向きではないですが、行動が制限されるようであれば打つしかないとも考えています。
自分自身、ワクチン接種に不安があるので、同じように不安に感じて、その結果、ワクチン接種をしないという人を非難するようなことはしたくないですし、そういった世の中にもなってほしくないですね。
どうか、皆さんが互いの考えを尊重し、受け入れ合う世の中になって欲しいものです。