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いまだに続く戦争ですが、世論の大半はウクライナの平和と安定を望んでいると感じています。
しかし、ロシア国内ではプーチン氏の支持率が高く、一体どうなっているのかと疑問に思う人も少ないないでしょう。
個人的にも日本在住のロシア人(70代)に話を聞くことがありましたが、彼女は「プーチンを支持する。ゼレンスキーを殺せば平和になる」と話していました。
これだけ多くの民間人も犠牲になっている戦争でもプーチンを支持するというのはどういうことなのでしょうか。
実はロシア国内に限ったことかもしれませんが、プーチンを支持するのにはあるワケがあるようなのです。
ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏(59)の発言をまとめました。
プーチン支持にはカラクリがある
ウクライナへの軍事侵攻が続いているロシアではプーチン氏の支持率が上昇しています。戦争を起こした側でありながら指示をされるというのはどういうことなのでしょうか?
実は民間の調査機関が3月24~30日、18歳以上の1632人に対面で実施した世論調査では、83%がプーチン大統領を支持すると答え、支持しないと答えた15%を大きく上回りました。
これに対してモーリー氏は「まず調査の信ぴょう性を多少、疑ってかかる必要があります」と答え、「ロシアが急激に密告社会になっている」と明かしました。
密告社会?日本ではあまり聞きなれないのですがどういうことでしょうか?
モーリー氏によると
ロシアのある学校で先生が平和の大事さを歌う動画を流したところ、生徒に追及を受け、「戦争はすべきではないと思う」と答えた部分が録音され、警察の取り調べを受けて失職したケースを紹介。
つまりプーチンや政府に対して否定的な発言などをすれば罰が与えられるいうことですね。
これが支持率上昇のカラクリのようです。
また、現在ロシアではテレビやネットで西側諸国を悪者にするプロパガンダが横行しているようで、国民の生活が脅かされているのは西側諸国のせいだとしています。砂糖の値段が高くなったのはアメリカのせいだとすれば、国民はそれを信じてアメリカを憎むようになります。
こういったカラクリもあるようですね。
密告だけではなく、監視もされている
先ほど、密告社会という話をしましたが、ロシアではネットも政府に厳しくチェックされているようです。
実際に20歳のブロガーが政府に対して批判的なメッセージをしていたところ逮捕されたということもありました。これを見せしめにしているということもあります。
また、街を歩いていると警察の抜き打ちチェックもあるようで、「携帯を見せろ」と言われ政府に対して批判的なメッセージなどをしていれば署に連行されます。
こうなれば大半の人は政府に対して批判的な発言はできなくなってしまいますよね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
日本に住んでいる私たちからすれば非現実的ではありますが、実際にロシアではこのようなことが日常になっているようです。このままではプーチン政権は続きそうです。
とにかくウクライナやロシア国民にとって今まで通りの日常が1日でも早く訪れることを祈ってます。