こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!
今回は今まさにブームを迎えている短歌について記事にしようと思います。短歌と言えば五七五七七の定型で詠む短い詩です。季節のことや恋愛のことについて読むことが一般的なのではないでしょうか。
その短歌がなぜブームとなっているのでしょうか。川柳は「サラリーマン川柳」などが有名ですよね。
というか、そもそも和歌、短歌、俳句、川柳の違いってなんなのでしょう。そこら辺も触れていきたいと思います。
和歌、短歌、俳句、川柳の違いは?
ではまず和歌、短歌、俳句、川柳の違いについてまとめます。
和歌:日本で最も古くから行われている詩歌です。「和」の「歌」ですから「日本の歌」ということになり、五七五七七で詠み、五七五を上の句、七七を下の句とします。ちなみに百人一首は和歌になります。
短歌:短歌は和歌の一種になります。今では「和歌=短歌」としても問題ないそうです。和歌と同じく五七五七七で詠み、近代短歌は和歌とは呼びません。
俳句:五七五で表し、季語を入れなければなりません。松尾芭蕉の「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」は有名な俳句ですね。
川柳:こちらも五七五ですが、季語を使わなくても良いとされています。俳句よりも自由度が増しているイメージです。
短歌ブームは本当に来ている!
最近ではSNS感覚で短歌が人気のようで、短い言葉で表現するという点ではツイッターなどに近い感じがあるので、もしかしたら親和性が高いのかもしれませんね。
今朝の情報番組スッキリでは「短歌研究」の國兼秀二編集長が出演していて「ブームがきています。1万部超えの歌集が毎月コンスタントに出ている」と話していました。
歌人サイン会やアイドル歌会もやっているようで、アイドルが上の句、ファンが下の句を詠むというようなイベントもやっているみたいです。ちなみに歌舞伎町には歌会を毎月開くホストクラブもあるそうですよ!
また歌人の木下龍也さんはネットで個人から題を募って、それを歌に詠むサービスを展開していて、一首1万1000円で毎月10から20件をこなしているそうです。
なぜ若者に短歌が人気なのか
これは様々な考え方がありますが、一言で「手軽さ」なのかもしれません。
短い言葉の中で何かを感じるということもそうですけど、自分にもできそうと思える手軽さもあるのかもしれません。
この短さに個性が出ますし、共感することもできます。全ては分からないからこそ想像力が掻き立てられ短歌の魅力にハマってしまうというような感じではないでしょうか。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
短歌というとなんとなく古臭いというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、若者に人気ということで逆に新しいのかもしれません。
これを機に皆さんも短歌にハマってみてはいかがでしょうか。