こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!
今回は未だ侵攻が続いているロシア、ウクライナ問題から興味をひく、記事を見つけたので、皆さんにも紹介しようと思います。
タイトルにもある通り、「Z」の文字を子どもたちが掲げ、「大統領の為に」「国の為に」と叫んでいる映像をロシアの独立系メディア「メデューザ」が報じました。
「Z」といえばロシア軍のウクライナ侵攻を支持する象徴とされていますが、なぜ、「Z」なのかは未だはっきりしていないようですね。
これにはまるで「ナチスだ」という声も上がっており、その不自然な光景をみた人は違和感を覚えるでしょう。
「Z」を子どもたちにも教育か?
先述したとおり、「Z」といえばロシア軍のウクライナ侵攻を支持する象徴とされています。
小学校のSNSに投稿された写真には小学校1年生がロシア国旗を手に持ち「Z」の文字を形作っています。また別の小学校では子供たちが一糸乱れぬ列で「Z」の人文字を作り上げています。
また教室では「Z」のワッペンを一人一人に配っていたといいます。
この光景を見たウクライナのレズニコフ国防相はSNSで「ロシアの占領者はナチスマークをつけている」と避難しました。
「Z」は縁起が良い?
そもそも「Z」ってどういう意味があるのでしょうか?様々な憶測が飛び交っていますが、未だ答えが分かっていません。
筑波大学の中村逸郎教授はロシアでは「Z」という言葉は非常に縁起が良いとされていると話しています。例えば、「ZA」というのですが、健康や幸せを祝うときに使う言葉の最初の「Z」を使っているとのことでした。
そもそもロシア語はキリル文字を使うので、「Z」という単語はありません。それなのに「Z」を使うということはロシア軍の存在を見せるため、世界へのアピールしているのではないかと中村逸郎教授は話していました。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
「Z」というのは今回の戦争の象徴とも言える文字になっています。しかし、それを子どもにまで使わせるというのはどうかと思います。もちろんロシア政府のことを考えればそういう国だということも知っていますし、本当に戦争を理解した上でロシアの為にと言っているのなら簡単に否定することもできません。
しかし、未来ある子どもがこのままロシアで生きていくには今回の戦争はあまりにも負の財産を残すことになるのではないでしょうか。
兎にも角にも1日でも早く戦争が終結し、子どもが安心して笑っていられる社会であってほしいと願うばかりです。