こんにちは!Barney’s gardenへようこそ!
今回は未だに収束の気配がない新型コロナウィルスについて新たな事実が判明したので記事にしたいと思います。
イギリスの研究で新型コロナウイルスに感染すると脳に変化が起こる可能性があると発表されたのです。
これは学術誌の「Nature」にも掲載されたようです。
では、もう少し詳しくみていきましょう。
新型コロナウィルスに感染すると脳が縮小する!?
イギリスの研究チームは感染前後のMRIの画像にかなりの違いを発見したようで、例え軽症でもコロナウィルスに感染すると脳全体が縮小し、嗅覚と記憶に関連する部分の灰白質が減少していたということです。
ただ、これは永続的なものなのかは分かっておらず、回復する可能性もあるということを言及しています。
研究チームの調査
では具体的に研究チームではどのような研究を行い、今回の結果が出てきたのか見てみましょう。
- 新型ウイルスに感染した401人について、感染から平均4カ月半後にMRI検査を受けてもらった
- COVID-19に感染していない384人についても、同様にMRI検査を施した。
その結果、以下のことが明らかになったようです。
- COVID-19に感染したことのある対象者の脳全体の大きさは、0.2~2%収縮していた
- 脳のうち、嗅覚をつかさどる領域や、記憶に関する領域の灰白質が減少していた
- 最近になって新型ウイルスの症状から回復した人は、複雑な知能タスクをこなすのに少し苦労していた
研究結果を見て関係者は脳は自己治癒力があり、回復する可能性も十分にあるという見解を示しています。
嗅覚を取り戻す訓練
やはり、コロナウィルス感染後に嗅覚を失った人も多くいるようで、そういう人は訓練をしているそうです。
訓練は物の匂いをかぎ、鼻に十分吸い込んでから、何をかいだのかを考え、匂いのするものと自分の脳や考えにあるものをつないで、訓練していくようです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
新型コロナウィルスの影響が脳に出るということでした。脳が回復することもあるようですが、必ず回復するわけではないようですし、記憶の衰えや嗅覚を失うリスクを考えれば楽観視することはできません。
もし、感染後、何かしらの違和感を感じたらすぐに病院に行くことが大切ですね。