こんにちはBarney’s gardenへようこそ!
今回は毎月ブルームバーグがまとめる世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」が発表されたので、ご紹介したいと思います。
気になるのは日本の順位ですが、オリンピック開催中ということもあり、あまり期待できないという見方の方が強いかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか。
「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」とは?
そもそも指標はどのようにして作られているのか気になりますよね。ブルームバーグでは以下のように説明しています。
ブルームバーグの耐性ランキングは経済活動などの「再開の進展」度合いを番付に加え、これを測る指標として次の2つを導入した。一つは「ワクチン接種後の越境可能ルート(VACCINATED TRAVEL ROUTES)」で陸・海・空路含めた越境の容易さを測る。もう一つは「フライト能力(FLIGHT CAPACITY)」で国内線を含めた空路の復活度合いを示す。これらが、死亡率や感染者数、移動の自由、経済成長などのこれまでの10指標に加わった。
引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-28/QV7700DWLU6E01
ワクチンの接種率なども影響しているということなので、ワクチンの接種が遅れている国は必然的にランキングは下の方になってしまうことになりますね。
先月(6月)の順位は?
先月は1位アメリカ、2位ニュージーランド、3位スイスという順位でした。アジア圏で一番高い順位は8位の中国となっています。
そして、先月の日本の順位は23位でした。僕が確認した順位では53位まであったので、日本は中間ぐらいに位置していましたね。
今月の順位は?
今月の上位3カ国は1位ノルウェー、2位スイス、3位ニュージーランドとなっています。ノルウェーは前回11位だったので、飛躍的に順位をあげていますね。上位にはワクチン接種の進展が感染抑制と経済再開の両方を支えている国・地域が多くなっているみたいです。
そして気になる日本の順位ですが、前回から3つ落として26位となっています。
まぁなんとも言えないような順位ですね。今はオリンピックで盛り上がりを見せている日本っですが、パラリンピックも終わり、日常に戻るとオリパラの影響が出てくるかもしれませんね。そうなれば順位も下がりますし、ワクチンの接種が進んでもあまり評価されないかもしれません。
また新たな変異株もあるので、その辺も注意しておきたいですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。コロナ後に行きたい国ランキングで上位に入っている日本としては今回のようなランキングは経済にも影響しかねないものとなりそうですね。
経済の再開に向けても感染者の減少やワクチン接種がキーとなるのは間違いなさそうです。