こんにちはBarney`s gaedenへようこそ!
今回は6月1日に中国でヒトへの感染が確認されたH10N3型の鳥インフルエンザについて紹介したいと思います。
ただでさえ、コロナで大変な世の中なのに新たな感染症が出てきてはまた混乱してしまいますね。今回は現段階で分かっている内容をお伝えしようと思います。
H10N3型の鳥インフルエンザとは?危険性はあるのか?
H10N3型は低病原性の鳥インフルエンザウイルスで、死や重症化の可能性は低く、ヒトへの感染例は世界初とされています。低病原性というのは、感染した鳥が死ぬ可能性は低く、鳥インフルエンザのヒトの間での大流行は稀だということです。
誰が感染したの?容体や濃厚接触者は?
江蘇省鎮江市の男性(41)がH10N3型の鳥インフルエンザに感染したそうで、4月28日に発熱のため入院し、1か月後になってH10N3型への感染が確認されたようです。容体は安定しており、濃厚接触者からも「異常」は報告されていないという。
そもそも鳥インフルエンザは危険なものなの?
鳥インフルエンザに関しては人への感染がごく稀です。今年も香川県で大規模な鳥インフルエンザが確認されましたが、大きな感染問題にはなりませんでしたね。もちろん香川県の職員の方々の尽力もあると思いますが、鳥インフルエンザ自体、病鳥の体液や内臓、糞便との接触により感染します。近くを通ったり、よく火の通った肉を食べれば基本的に感染はしません。感染したら結膜炎や下痢、また発熱や咳といった症状や重症なものになると肺炎や呼吸不全、多臓器不全といった症状があります。しかし、H10N3型は低病原性ということなので、危険性はあまり高くないようです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は中国でヒトへの感染が確認されたH10N3型の鳥インフルエンザについて紹介しました。
今のところ危険性はないとのことなのですが、念の為、今後の報道を気にしていた方が良いかもしれませんね。
私も何かあれば最新の情報をお伝えしたいと思います。